松園潤一朗ゼミ(日本法制史)と合同ゼミを実施しました。各ゼミから、代表者1名が研究報告を行い、意見交換を行うという形式で行われました。松園ゼミからは、賭博犯処分規則を中心として、前近代から近代に至る賭博観の変遷を検討する内容の報告が行われました。緑ゼミからは、日本国憲法38条2項の制定過程を追いつつ、憲法的刑事手続研究会編『憲法的刑事手続』(日本評論社、1997年)における分析を論評する報告が行われました。担当教員としては、法制史、制定過程等への関心を少しでも喚起して、法について考える際の視野を広げる機会にして欲しいと思いつつ、報告を聴いていた次第です。合同ゼミ終了後、懇親会も行われました。
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