2018年度の本務校のゼミは、以下の通り運営する予定です。「こんな内容を扱うゼミだとは」「こんな雰囲気のゼミだとは」という事態を防ぐために、新3年生で参加を考えている場合は、担当教員とアポイントメントをとった上で、3月23日までに一度面会するようにして下さい。仮に定員を超過した場合の措置についても、面会時に説明します。
なお、連絡先は『学士課程ガイドブック』に掲載されています。【2018年2月20日追記:Mercusにシラバスとゼミ募集を所定の書式にしたがって公開しました】
1.開講予定時間:通年、月曜5限(4年と合同の場合は月曜4限)
2.内容:以下のいずれについても、参加学生と協議の上で、変更する場合があります。
(1) 春夏学期は、酒巻匡『刑事訴訟法』(有斐閣、2015年)第2編「公訴」および第3編「公判手続」を購読する予定です(報告者が担当部分の要旨を報告した上で、質疑および議論を行います)。参加学生数次第ですが、3年4年合同で実施することを想定しています。
(2) 秋冬学期は、個人またはグループでテーマを設定して、研究報告を行ってもらう予定です。参加学生数次第ですが、3年4年合同で実施することを想定しています。2017年度は、3つのグループが「公訴提起と福祉的措置(入口支援)」「科学的証拠」「性格証拠」について、それぞれ複数回にわたり報告しました。2018年度は、履修者との協議を要しますが、AIと法(刑事手続)に関する英語論文を扱うことも考えています。
*他のゼミとの合同ゼミの実施・参加を、担当教員としては強く期待しています。2018年度は、少なくとも三商大ゼミに参加していただく予定です。
*年度によっては、(i)担当教員が事例問題を出題した上で、参加学生がチームに分かれて討論したり、(ii)法科大学院の教材を用いてプロブレムメソッドを行ったりしたことがあります。参加学生の側で特にゼミで他の参加学生とともにやりたいことがある場合には、刑事司法に関する限りにおいて、尊重します。
3.注意事項:本学のゼミは、卒業論文の提出に至るまで2年間必修です。刑事司法制度に強い関心を有する人で、積極的な発言を厭わない人の参加を期待します。関心が強くないと、ゼミの準備や卒論、そしてゼミの議論が苦痛に満ちたものになるでしょう。
参考になるかどうか分かりませんが、担当教員が行った、オープンキャンパスの模擬講義の動画があります。「例えば、どんな問題を扱っているのか」を知る手がかりになれば、幸いです。
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